浜坂護国神社

美方郡新温泉町浜坂2447 (令和2年9月18日)

東経134度27分04.48秒、北緯35度36分58.66秒に鎮座。

この神社は、JR山陰本線・浜坂駅の西400m程の辺り、浜坂の街中に鎮座しております。

御祭神 

由緒
当社は明治39年(1906)日露戦争の戦勝を期し、日清・日露戦死者の慰霊のため、当時の浜坂在住戦友が相図り、広く町内に寄付を求めて創建された招魂社である。
本殿屋根は桧皮葺であったが、風雪により雨漏り等も生じたため、大正14年、当時の在郷軍人分会長 山本宇一氏の寄進に寄り銅板に葺き替えられた。また、現在の鳥居は昭和3年、石鳥居に再建され、本殿、拝殿の犬走りは「稲葉社御影石」で構成された。
昭和12年には川越松一氏の初議により、広く町民の寄付を募り、南西側に土塁を築き、本殿を移転、拝殿、渡り廊下、石段を併建して現在の圍構となった。
大東亜戦争終結後の昭和22年、占領軍による取り壊しを恐れ、宇都野神社の飛び末社、浜坂護国神社として届け、祭典は浜坂町主催で行われた。昭和29年10月1日町村合併により、旧大庭、西浜両村の戦没者を合祀、浜坂町護国神社と改められ、毎年4月10日を例祭とし、神仏両様の招魂祭が行われていた。現在は9月に遺族会浜崎支部により、慰霊祭が行われており、管理、掃除は浜崎地区の遺族が行っている。
尚、大正時代に全国の市町村では多くの忠魂碑が建立されたが、地方の一町でありながら護国神社を有するのは稀である。
境内由緒書き より。

参道入口

鳥居

境内入口の出雲型狛犬。拡大写真はこちら。

(昭和15年(1940)9月建立)

拝殿

拝殿前の出雲型狛犬。拡大写真はこちら。

(明治43年(1910)6月建立)

拝殿内部

本殿


土俵