敏馬(みぬめ)神社

神戸市灘区岩屋中町(平成14年10月7日)

 今では埋め立てが進み国道に面したこの敏馬神社の場所が神戸最古の港といわれています。
 この神社の創建は201年と伝えられ、古には「敏馬の泊まり」といわれて、万葉歌人を始め多くの歌人がこの地で遊び、柿本人麻呂の
「珠藻刈る敏馬を過ぎて夏草の野島の埼(みさき)に船近づきぬ」は有名です。
 昭和初期までは白砂の景勝地でした。

国道に面した鳥居

階段を上がると境内

拝殿

拝殿内の様子

本殿

全体的に整ったスキの無い浪花尾下がり狛犬

百舟の 泊つる泊りと 八島国 百舟人の 定めてし 敏馬の浦は
と万葉に詠われている海岸は何処へ行ったのでしょうか。