中野八幡神社

神戸市東灘区本山北町4-14-9 (平成25年12月6日)

東経135度17分11.97秒、北緯34度43分41.97秒に鎮座。

この神社は、阪急岡本駅・JR神戸線摂津本山駅下車、北へ山手幹線道路を東へ約1.5km、山手幹線下へ折りロの交差点を北へ、阪急の踏切を越え、川に沿って、約100m行くと川の左岸に中野八幡神社の石標・鳥居・参道がみえる。

主祭神 八幡大神
配祀神 大山積神・奥津比古神・奥津比売神

由緒
創立年月不詳なれども、「古くより八幡宮」とも、また「茨木八幡社」ともいった。古記録によると、暦応2年(1339)大山崎八幡宮の神人より勧請、祭祀したとも、また、明暦3年(1657)の『御祷文書』によれば、「猶ほ之れより以前のものは庄屋弥三左衛門方へ預け置く」と記され、古くより神社祭祀が行れていた事が知られる。元禄5年(1692)の『寺社吟味帳』には、社名建物が記載され、元禄7年(1694)の『中野村明細帳』には、由来がくわしく書上げられている。元禄15年(1702)拝殿上棟の棟札及び石灯籠奉納の銘文がある。境内末社に琴浦社があり、寛政11年(1799)神主市正が勧請したと伝えられ、天保7年(1836)造営の石祠がある。里人等はマムシの神様と称え、毎年6月6日祭礼を行い、村の子供等に菓子を与え夏の日々の生活の安全を祈ったと伝えられている。

祭記事
オトー(御祷講)神事は、毎年1月15日(現在は成人の日)に行われる。
前日、「トーヤ」二家男子にて準備に入り、15日早朝より「トーヤ」(当番)男手で調理され三宝に盛る。
キヨーの御膳-三宝の中央に円錐形に盛り上げられた白飯、鯛、オーネ(大根を蒸したもの2本、辛子を添え)、鯛と芹の煮付、鰤の刺身等
弓、矢、的を神前に供え、祈願。
マトイ神事-祈願後、講員により的(鬼と書く)に向かって弓射あり。悪鬼を祓い無病息災を祈る。
兵庫県神社庁公式サイト より

御祭神 天照皇大神・八幡大神・奥津比古神・奥津比売神・大山祇神

由緒
創立年月不詳なれど中野村の鎮守社として氏子人により奉斎された。古記録によれば暦応2年(1339)大山崎八幡宮より勧請され社殿の棟札、石燈籠の寄進など、明暦3年(1657)元禄5年(1692)の寺社吟味帳やお祷講の古文書に記載されている。明治6年村社に列し、同40年境外社の山神社、竃神社を合祀する。
境内由緒書き より

参道入口

参道

鳥居

境内

拝殿

悪戯小僧のような可愛い狛犬。拡大写真はこちら。
(大正13年(1924)建立)

本殿覆屋


山神社・琴浦社・竃神社