神戸市中央区多聞通(平成14年10月7日)
この神社は南北朝時代の武将・楠木正成公を祭り「楠公[なんこう]さん」の愛称で親しまれています。境内入ってすぐ右手には、水戸光圀公直筆の墓碑があります。又、宝物殿には、画像や武具など、正成公ゆかりの品々が多数展示されています。歴史に興味のある方にも良いかも知れません。又、建武中興十五社の一社です。
壮大な楼門
楠公墓所入り口
楠公墓所
光圀直筆の墓碑
広く長い参道
境内社・楠公稲荷神社
拝殿
拝殿内、天井絵
拝殿前のブロンズ狛犬、吽には角有り
神社最奥の楠公殉節の地
大日本史の編纂を命じた水戸光圀がここに『 嗚呼忠臣楠子之墓 』と自筆で記した石碑を建立、水戸史観で成立した明治政府も当然大忠臣、楠正成を祀る必要があったのだろう。後に初代兵庫県知事となった伊藤博文らが中心となり、別格官幣神社として、湊川神社が建立された。
凛々しい顔立ちの浪花耳長狛犬
姿勢正しい耳長尾立ち陶器狛犬
(昭和24年建立)