阿閇(あえ)神社

加古郡播磨町本庄(平成14年10月6日)

 本庄城跡であるとされている阿閇(あえ)神社は非常に大きな敷地を有しており、神社内に掲げられている「阿閇神社 御由緒略記」によると、赤松氏との関係がかなり密接なものであった様です。
 住吉大神の子神を祭り、毎年、秋の阿閇神社まつり、初もうで、えびす祭などでは沢山の人で賑わう様です。
 一間社春日造(いっけんしゃかすがづくり)、檜皮葺(ひわだぶき)の同形・同規模の本殿が南北線上に並んでいて、いづれも正面の縁を廊橋(ろうきょう)で結ぶ形式をとっており、特に四社が軒を近接して並立する配置は他に類似例が少ないことから県指定文化財に指定されています。

鳥居の奥に楼門・回廊・拝殿

檜皮葺の屋根の流れが美しい一間社春日造りの本殿
それぞれの 社殿の左右に神殿狛犬の姿が見える。

境内の様子