早川神社

姫路市飾磨区阿成宮ノ下(平成14年10月5日)

 この神社の御祭神も兵主神です。
神域が広く木々に覆われた気持ちの良い参道を抜けるとパッと開けた境内に出ます。社殿も大きな木を背景に清々しい神社でした。

入り口の鳥居

神社の碑

気持ちの良い参道

境内へ

拝殿

三つ編みの面白い注連縄

拝殿内部

しっかり作られた本殿

横から見た拝殿と摂社

なんと顎鬚付の狛犬!。全部知っている訳では無いが、
ここ播州の地には見ごたえのある狛犬がとても多い。

由緒「早川神社並地名由来記」から
祭神 兵主神 別名 大己貴命
 当社は奈良県磯城郡大三輪町穴師鎮座の安師坐兵主神社の分霊を祀る。
 『神抄格勅符第十巻神事諸家封戸 大同元年牒』神封部 穴師神 五十二戸 大和五戸 和泉八戸 播磨卅二戸 『日本紀畧』寛平三年二月二十六日の條 奉授 播磨国正六位上安志神 従五位下  和銅六年の官命で編述の『播磨国風土記』飾磨郡安師の里の条に 安師里 土は中の中である 右、安師と称するのは、倭(の国)の穴无神の神戸として奉仕した。 だから穴師とよぶ。  往古この血には倭國の穴无神(兵主神)の神戸があったので、その分霊を祀り、又同国の「アナシ」の地名をとって「アナシ」と称し、安師、穴无、穴無等の文字をあてて古名を伝えて来たが、 寛延二年の頃「アナセ」と唱え阿成と記して今日に至っている。


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