芦屋神社

芦屋市東芦屋町20-3 (平成25年12月6日)

東経135度18分20.13秒、北緯34度44分22.15秒に鎮座。

この神社は、阪急電鉄神戸線・芦屋川駅の北東600m程の辺り、山手緑地の住宅街に鎮座しております。

主祭神 天穂日命
合祀神 天照大神・豊受大神他14柱

由緒
縁結び・産業繁栄・諸難抜除の神として崇敬をうけております天穂日命は、天照大神の第二子であり、大八洲国(おおやしまのくに)の主宰神であった大国主命と国譲りの交渉を結ばれました。
その後、大国主命の大神殿を築き、自ら祭主となられ、今日も御子孫が祭主として出雲大社をお祀りしておられます。
当神社の創始は不詳ですが、天穂日命が高天原より降臨された磐座が六甲山頂に現存することや、境内に横穴式石室古墳があることなどから推察して、約1300年前には既に六甲山を聖地として崇める豪族が芦屋の地にあり、山の神を遥拝する施設としてこの里宮を建立したのではないかと考えられます。
また、平安時代の歌人・猿丸大夫の墓所があることや、古来この地を天神山と称することからも特別な聖域であったことが伺えます。
明治時代、芦屋村に点在する全ての神社を合祀申し上げ、芦屋村総鎮守となりました。

芦屋神社(天神山)
祭神は、天穂日命(アメノホヒノミコト)。もと芦屋天神社と称していたが、昭和21年に芦屋神社と改称。毎年4月第1日曜日には花祭りが、10月16日には秋祭りが行われる。境内西側には古墳時代(7世紀)後期の横穴式石室墳が残されており、社殿の裏庭にわ立派な宝塔や猿丸安時の奉献梅樹の歌碑などがある。また、境内には珍木おがたまの木等多くの樹木があり、実に素晴らしい景観をかなで四季を通じ訪れる人も多い。かつては、境内には、市花「コバノミツバツツジ」が多くあり、大きなものは3m、樹齢200〜300年を超えるものがあった。ヤマモモも樹齢200〜300年を超えた樹木が今も植わっています。
社殿及び諸建物は昭和5年に新改築されたが、平成7年の阪神・淡路大震災で大被害を被り、現在の社務所は、平成14年12月に落成竣工した。
境内由緒書き より

社頭

鳥居

拝殿

滋賀県風な雰囲気の狛犬。拡大写真はこちら。
(明治26年(1893)癸巳9月建立)

拝殿内部

本殿前にお住いの神殿狛犬

本殿


出雲神社

出雲神社を護る浪速狛犬。拡大写真はこちら。
(文久2年(1862)壬戌2月建立)
稲荷神社 龍神社

水神社

水神社を護る浪速狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)

不明の建物

何処からここに移されたのでしょうか。拡大写真はこちら。
(年代不明)

古木ヤマモモ