星置神社

札幌市手稲区星置南1丁目8番地1(平成23年10月9日)

東経141度12分3.63秒、北緯43度7分42.63秒に鎮座。

 この神社はほしみ駅の東南東約600m、5号線に参道の入口があります。
 境内は小丘の上にあり、石段の参道を上がると入口には社号標と鳥居。境内の左には開村紀念碑等の石碑が建立され、右には弘法大師堂、社務所が配されています。正面の拝殿は北海道独特の大きな千鳥破風が前面に突き出た入母屋造り、後ろに弊殿と神明造りの本殿が繋げて建立されています。
 市街地の神社ですが、鎮守の杜がきちんと残され、境内や社殿が綺麗に整備されている気持ちの良い神社でした。

 御祭神:天照大御神、豊受大神、大己貴神
 祭礼日:歳旦祭・1月1日、古札焼納祭(どんど焼き)・1月15日、春季例祭・5月5日、夏季例祭・7月第二日曜日、秋季例大祭・9月23日(秋分の日)、大祓・除夜祭・12月31日
 由緒:明治17年広島県佐伯郡より16戸の入植があり星置の開拓が始まった。その後、山口県・富山県・青森県からの移住により村落を形成、移住者達は苦楽を分かち合う心の拠り所として、明治20年星置153番地(現在の星置1条7丁目18)に木造の小祠を建立、郷里より奉持した御祭神を奉斎し村落の安泰と発展を祈願した。
 明治45年(大正元年)現在の神社境内地、星置17番地2(現在の星置南1丁目8−1)を得て、翌年に星置開村30周年記念碑と共に軟石造りの小社を建立し、神霊を移遷した。
 昭和48年現在の社殿が御造営された。その後、昭和50年社務所御造営、昭和61年には社務所増築が行われた。
 そして平成十年東参道の造成、翌年には上下水道敷設をはじめとする境内整備が行われた。
(「北海道神社庁 公式ホームページ・星置神社」より)



社頭
参道入口から境内に至る石段 社号標
境内入口
社号標 境内入口に立つ靖国鳥居
境内の様子
拝殿前、昭和48年生まれの玉取・子取りの岡崎型狛犬
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和48年(1973)9月吉日建立)
大きな千鳥破風が前面に突き出た入母屋造りの拝殿
弊殿と神明造りの本殿
社務所 弘法大師堂
開基百年碑 開村紀念碑
鎮守の杜の様子
境内入口から見る夕暮れ迫った手稲の様子