厚別神社

札幌市清水区平岡2条1丁目3番1号(平成23年10月10日)

東経141度26分53.7秒、北緯42度59分55.56秒に鎮座。

 この神社は清田区役所北の小丘上に鎮座しています。
 周囲はかなりの市街地ですが、大きな森が残された、とても綺麗に手入れされている神社です。道路から見ると崖の下に灯籠や鳥居が建立され、崖の途中に社号標が立っています。50段弱の石段を上がりきると二の鳥居、参道を進み左に曲がると境内の入口に、三の鳥居が建立されています。左手は森、右手は広々と明るい草地の間を通る参道を進むと、またもや若干の石段が有り、北海道独特の拝殿、神明造りの本殿が建立されており、社殿後方右に境内社が祀られています。
 雨の中の参拝でしたが、お天気の良い日に参拝できたら、とても気持ちが良いだろうな…と思わせられる神社です。

 御祭神:天照大神、大山祇神、倉稲魂神
 祭礼日:9月12日
 境内社:一社
 由緒:当神社は、この地に最初に入地した長岡重治が明治7年開墾地の片隈に小祠を作り朝夕拝礼していた。開拓が進むにつれ自分だけでなく他の同僚にも詣でてもらいたいと浪岡誠一郎等に相はかり、厚別川東側(現在の旧国道)に合掌作りの社を明治18年9月に建立し、前記3柱の神霊を奉斎し五穀の豊饒と地域住民の安全を祈願したことに由来し爾来鎮守の氏神として尊崇せられるにいたった。大正6年4月、現在地に本殿遷座。昭和5年9月には公認神社に認定される。昭和21年8月、宗教法人設立。昭和45年9月5日には新社殿を御造営し落成する。
(「北海道神社庁 公式ホームページ・厚別神社」より)

社頭
社号標 入口に立つ一の神明鳥居
石段参道の様子
石段参道上に立つ二の根巻鳥居
参道の様子
境内入口
境内入口に立つ三の神明鳥居
境内の様子
忠魂碑 手水舎
大きな千鳥破風が前面に突き出た入母屋造りの拝殿
拝殿内の様子
神明造りの本殿 側面と正面
境内社 絵馬
鎮守の杜