新琴似神社
札幌市北区新琴似八条3丁目1番6号(平成23年10月9日)
東経141度20分8.28秒、北緯43度6分40.68秒に鎮座。
この神社はJR学園都市線・新琴似駅の西約350mに鎮座しています。入口は865号線沿いにあり、大きな灯籠と鎮守の杜が目印となります。
入口には社号標と由緒書きが有り、杜の中に続く参道には三基の鳥居が建立されています。境内に入るとすぐに大正8年生まれの狛犬がおり、正面には大きく立派な拝殿・弊殿・神明造りの本殿が建立されています。境内右の杜には新琴似開村記念碑や社日などが纏められ、左手の広場奥にはレトロな雰囲気の市有形文化財・新琴似屯田兵中隊本部が公開されています。
市街地の中にありながら、ハルニレ・ヤチダモ等が聳える大きな鎮守の杜が保存されている、綺麗で清々しく、素晴らしい雰囲気の神社でした。
御祭神:天照皇大御神、豊受大神、神武天皇
祭礼日:例祭・5月20日、秋季大祭・9月20日
境内社:祖霊殿
由緒:明治20年5月20日、陸軍屯田兵歩兵第一大隊第三中隊が開拓使札幌本府の北方、新琴似の地に入植し、入地後ほどなく中隊本部(現在・札幌市有形文化財指定)の東方、浄泉の湧き出る四神相応の浄地を相してその社地と定め、小規模ながら、天照皇大御神・豊受大神・神武天皇の三柱の神を奉斎する神祠が営まれ、開拓の守護神として御鎮座されたのが、新琴似神社の創祀である。明治39年5月19日、奉遷式(奥殿造築)斎行。大正2年9月21日、奉遷式(社殿御造営)斎行。大正6年3月3日、内務省より創立許可。大正14年6月30日、村社列格。同年9月11日、神饌幣帛料供進神社指定。昭和6年12月25日、社務所新築竣功。昭和28年2月27日、北海道より宗教法人(神社本庁包括)認証。昭和40年10月20日、本殿遷座祭(社殿・社務所改築)斎行。同年11月8日、奉祝臨時大祭斎行。同年11月18日、祖霊殿鎮座祭斎行。昭和60年9月15日、社務所改築竣功。平成18年9月19日、本殿遷座祭(社殿・社務所増改築)斎行。同年9月23日、祖霊殿遷座祭斎行。平成19年6月20日、御鎮座百二十周年記念大祭斎行。
(「北海道神社庁 公式ホームページ・新琴似神社」より)

社頭 |
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社号標 |
神社入口 |
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一の靖国鳥居 |
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参道の様子 |
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二の靖国鳥居 |
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参道の様子 |
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三の靖国鳥居 |
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参道の様子 |
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手水舎 |
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境内入口 |
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境内入口にいる大正8年生まれの狛犬
北海道型ではありますが、顔も身体もややふくよかになってきています。脇毛・臑毛も含めて鬣や尾の毛筋がしっかりと彫られ滑らか、体表には獅子紋が浮き出ています。爪の先までしっかりと丁寧に彫られた作品です。
狛犬の拡大写真はこちらで |
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(大正8年(1919)5月19日建立) |
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北区歴史と文化の八十八選
・新琴似拓魂碑 |
北区歴史と文化の八十八選
・新琴似開村記念碑 |
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市有形文化財・新琴似屯田兵中隊本部 |
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