諏訪神社

札幌市東区北12条東1丁目1番10号(平成23年10月9日)

東経141度21分28.31秒、北緯43度4分25.04秒に鎮座。

 この神社は札幌駅の北北東約800m、住宅が密集する市街地の中に鎮座しています。
 入口には大きな社号標と由緒書き、靖国鳥居が立ち、市指定保存樹のヤチダモやハルニレ等のご神木が豊かに聳えています。東に向かった参道奥に明治39年生まれの狛犬が護る大きな拝殿、弊殿、本殿が建立され、綺麗に整頓された拝殿内には構え獅子が置かれています。

 御祭神:建御名方命、八坂刀売命
 祭礼日:9月12日
 由緒:明治11年信濃の国人、上島正他30余名がこの地に移住し開墾を始める。移住者の総意により、明治15年3月12日信濃国一の宮・官幣大社諏訪神社より御分霊を勧請して奉斎。明治31年2月14日内務省出願列格(無格社)。昭和9年4月19日村社に列格。この年札幌村から札幌市に編入されるにあたり、村の基本財産を以て社殿、社務所を造営。昭和20年郷社への昇格申請。昭和41年新社殿造営。同57年御鎮座百年祭斎行。平成4年御鎮座百十年祭を斎行し、社殿大屋根銅板葺替他事業を施す。平成14年御鎮座百二十年祭斎行。平成24年御鎮座百三十年祭を迎える。
(「北海道神社庁 公式ホームページ・諏訪神社」より)



社頭
入口に立つ靖国鳥居 社号標
参道の様子
境内の様子 境内に立つ社号標
拝殿前、明治39年生まれの狛犬
日露戦役の凱旋祈念に奉納された貴重な狛犬です。阿吽の位置が反対で、大きく飛び出た目、笑っているような顔に歯並びが良い大きく開いた口が特徴的で、横長寸胴体形、装飾的な鬣や尾の造りをしています。北海道の他の狛犬と比して、獅子紋の大きさが目立ちます。
狛犬の拡大写真はこちらで
(明治39年(1906)建立)
大きな千鳥破風が前面に突き出た入母屋造りの拝殿
拝殿に掛かる額 拝殿内の様子
本殿を護る陶器製?の構え獅子
本殿 側面と正面
絵馬
ご神木・ハルニレ
ご神木・ヤチダモ