烈々布(れつれっぷ)神社

札幌市東区北42条東10丁目1番地(平成23年10月9日)

東経141度21分46.34秒、北緯43度6分36.89秒に鎮座。

 この神社は栄小学校のすぐ西に鎮座しています。
 玉垣で囲まれた社地入口近くには社号標と銅製鳥居が立ち、参道右には駐車場が完備されています。二の鳥居奥が本格的な境内で、左に手水舎、右に社務所が配され、中央には昭和11年生まれの狛犬。奥の石段上に大きな千鳥破風が前面に突き出た入母屋造りの拝殿、弊殿と神明造りの本殿が建立されています。又、境内にはこの地の発展に功労のあった嶋良作翁之像が建立されていました。

 御祭神:天照皇大神、大己貴神、埴安姫神、少彦名神、菅原道真公、誉田別尊、倉稲魂神、藤原三吉命、崇徳天皇
 祭礼日:9月15日
 由緒:明治22年11月9日、天照皇大神を斎き奉る小祠を建立し、村名を冠して烈々布神社と称したと言われる。明治26年、横山久太郎が発起人となり、村内の2ヶ所に祀られている小社を合祀する旨協議がなされ、同年9月、札幌区(当時)鎮座、三吉神社の祭神、大穴牟遲神、少彦名神、藤原三吉命3柱の御分祀を受け、新社殿を造営した。昭和28年2月、宗教法人の認証を受ける。昭和63年社殿改築工事に着工、平成元年7月現社殿、社務所竣工し、8月正遷座祭を執り行う。
(「北海道神社庁 公式ホームページ・烈々布神社」より)



社頭
社号標 入口に立つ一の銅製靖国鳥居
参道の様子
境内の様子
参道途中に立つ二の靖国鳥居
境内の様子
拝殿前、昭和11年生まれの狛犬
これぞ北海道の狛犬という感じで、尖った顔ながら優しい表情、厚みのある耳を横に伏せ、姿勢の良い蹲踞。太い尾は複雑なカールを見せ、真っ直ぐに立っています。
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和11年(1936)建立)
大きな千鳥破風が前面に突き出た入母屋造りの拝殿
拝殿内の様子
弊殿と本殿
社務所 この地の発展に功労のあった
嶋良作翁之像