丘珠神社

札幌市東区丘珠町183−4(平成23年10月9日)

東経141度23分37.35秒、北緯43度6分17.75秒に鎮座。

 この神社は丘珠空港の東、苗穂丘珠通りに面して鎮座しています。
 入口には社号標と共に銅製の一の鳥居が建立され、参道には脚の長い灯籠や狛犬が建立されています。境内入口には二の靖国鳥居が立ち、境内右手に手水舎、社務所が配されています。真っ直ぐ西に延びた参道正面には大きな千鳥破風が前面に突き出た入母屋造りの拝殿、弊殿、神明造りの本殿が建立され、祭礼時には賑やかな光景が見られるのでしょうか、境内左にはステージのような建物と、大きな広場が用意されています。

 御祭神:天照大神
 祭礼日:9月15日
 由緒:明治3年入植者による伊勢講を基点として、明治15年9月16日、祠を建立したのが始まりと云う。明治25年10月、丘珠神社と号した。昭和3年1月、村社に列格。昭和28年3月、宗教法人の認証を受ける 昭和43年8月、社殿改築(現社殿)竣工した。
 札幌市指定無形文化財・丘珠獅子舞:札幌市無形文化財指定第1号。神社例祭時に必ず奉納される舞として伝承されて来た。後継者の育成が大変であるが、伝承保存会を結成し小学生の頃より獅子舞を身近なものと認識し、且、伝承が必要であると自覚する様に啓蒙している。
(「北海道神社庁 公式ホームページ・丘珠神社」より)

社頭
入口に立つ靖国鳥居 社号標
参道の様子
参道脇にいる建立年代不明の狛犬
出雲丹後に良く似ていますが、来待石ではないようですから、現地産の狛犬でしょう。台座が厚く、鑿の跡が残され岩のように造られ、垂れ耳や顔つきは出雲風です。鬣や尾の毛筋ははっきりと彫られ、体表に獅子紋が浮き出ています。
狛犬の拡大写真はこちらで
参道途中に立つ二の靖国鳥居 鳥居に掛かる額
参道の様子
境内の様子
手水舎 社務所
大きな千鳥破風が前面に突き出た入母屋造りの拝殿
拝殿内の様子
弊殿と神明造りの本殿
日露戦役凱旋紀年碑 馬頭観世音
明るい鎮守の杜