北海道神宮頓宮

札幌市中央区南二条東3丁目(平成23年10月10日)

東経141度21分54.45秒、北緯43度3分27.15秒に鎮座。

 この神社は東西線バスセンター前駅の南東約250mに鎮座しています。
 現在は北海道神宮の末社、嘗ては御旅所だったようですが、とても御旅所とは思えない、しっかりした規模の神社です。玉垣内は綺麗に整備清掃され、出来の良い狛犬が計3対もいて、狛犬ファンには見逃せない神社です。

 御祭神:大國魂神、大那牟遲神、少彦名神、明治天皇
 祭礼日:9月第三日曜日
 由緒:頓宮は明治11年、札幌神社(現在の北海道神宮)の遥拝所として創建されましたが、明治34年9月焼失しましたので、札幌祭典区によって札幌神社の古材の払下げを受け明治43年御社殿を造営し奉納されました。
 また、本社御神輿渡御(札幌まつり)の御旅所ともなっておりました。昭和22年9月30日御分霊を奉斎して北海道神宮の末社となりました。

社頭
入口に立つ神明鳥居 社号標
参道の様子
入口すぐ近く参道脇にいる平成6年生まれの狛犬
籠神社系の堂々とした体格の狛犬で、吽には角が付けられています。
狛犬の拡大写真はこちらで
(平成6年(1994)6月吉日建立)
境内の様子
拝殿前、明治23年生まれの構え獅子
阿吽の位置が反対で、阿は口中に玉を含み、可愛い子狛を連れています。吽は大輪の花を咲かせた牡丹の枝を噛み、阿吽共に装飾的で、非常に整った姿態の素晴らしい狛犬です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(明治23年(1890)6月吉日建立)
大きな千鳥破風が前面に突き出た入母屋造りの拝殿
拝殿に掛かる額 本殿
神楽殿
本殿奥に置かれている、狛犬が背負う華美な灯籠
灯籠狛犬の拡大写真はこちらで
ご神木
石碑