札幌鑛霊神社

札幌市中央区宮ケ丘474番地(平成23年10月10日)

東経141度18分53.68秒、北緯43度3分8.66秒に鎮座。

 この神社は北海道神宮の末社として、穂多木神社と開拓神社の間に鎮座しています。昭和18年札幌鉱山監督局前庭に建立されたのが始まりで、戦後この地に遷座された模様です。北海道内に数多くあった鉱山は、国策変更や鉱脈の枯渇等により次々と閉山され、現在北海道内には操業中の石綿鉱山を除き、金属鉱山は無くなってしまったようです。

 御祭神:鉱山事故による殉職者
 祭礼日:6月25日
 由緒:札幌鉱霊神社は北海道開拓の先駆をなした鉱業に従事しその発展に貢献してきた幾多の殉職者が奉祀されています。
 殉職者の御霊に真心を捧げその功績を敬仰し祭祀を営むため、当時の札幌鉱山監督局長久保喜六氏の提唱により鉱霊社が建立され、昭和18年6月25日には鎮座祭並びに第一回合祀祭が盛大に執り行われました。
 その後北海道神宮の末社として昭和24年この境内に遷座され、札幌鉱霊神社と改め今日に至っております。
 以来6月25日を例祭日と定めて祭祀を営むと同時に、新たな殉職者の合祀も併せて行ない、本道鉱業の安全と発展を祈願しているものであります。

社頭
入口に立つ靖国鳥居 社号標
境内の様子
社殿