穂多木神社

札幌市中央区宮ケ丘474番地(平成23年10月10日)

東経141度18分52.82秒、北緯43度3分8.91秒に鎮座。

 この神社は北海道神宮の末社です。
 昭和25年(1950)拓銀法廃止により特殊銀行としての使命を終え、民間の普通銀行として再スタートした時に、この地に遷座されました。
 変わった社名の由来は、一説によると、北海道の頭文字の発音「ほ」、拓殖の頭文字の発音「た」、銀行の頭文字の発音「ぎ(き)」に、漢字を当てはめたものと言われていますが、真偽の程は不明です。

 御祭神:北海道拓殖銀行物故役職員の御霊
 祭礼日:合祀祭(三年毎)
 由緒:穂多木神社は、北海道拓殖銀行に永年勤務功労のあった物故役職員の御霊をお祀りするため昭和13年(1938)同行本店に建立されました。
 北海道拓殖銀行は明治33年(1900)北海道の拓殖事業に資本を供給する特殊銀行として設立されその後北海道経済の発展にともない、昭和25年(1950)には普通銀行へ転換しました。同年、穂多木神社も札幌神社(現北海道神宮)境内のこの地に御遷座され、現在に至っております。
 合祀祭(三年毎)には、新たに物故せられた方々を奉祀するほか、例祭も関係役職員およびご遺族の参列の下、厳かに執り行われています。

神社遠景
入口と神明鳥居 社号標
境内の様子
建立年代不明のブロンズ狛犬
吽には角があり、厳めしさの漂う格好いい狛犬です。
狛犬の拡大写真はこちらで
神明造りの社殿