信濃神社

札幌市厚別区中央四条三(平成15年5月31日)

 この神社は信州から開拓にいらした方達が、諏訪大社から勧請し創建したもので、農業、安産、勝負の神様をお祀りしています。
境内が広く季節柄清々しく参拝出来ました。

銅製の明神鳥居

広々とした長い参道

       先代の尾立ち狛犬
咆吼する阿は厚い舌が見え、吽は下唇を噛み締めています

これも又銅製の靖国鳥居

岡崎型新昭和狛犬

(昭和64年制作)

拝殿

拝殿内の様子

本殿

境内の木々

紫のライラック

白いライラック

キバナツツジ

由緒
明治14年長野県上諏訪より、河西由造が30戸の入植者と共に厚別中央、西部、川下で開墾に励んだ。明治15年諏訪大社より御分霊を奉戴し、心の拠所として、初めは小さな祠を建てて祀っていたが、明治30年、河西、世話人達によって、堂々たる御社が創建された。昭和53年80余年の星霜を経て、老朽化が進み、同9月、現御社殿が竣工した。旧社殿は教化育成などに役立つ事を念願し、北海道開拓の村に保存されている。昭和19年単立社旭町神社の御祭神が、地域の氏子達の依頼により、信濃神社に合祀せられた。又、御鎮座90年の佳節の記念として昭和63年5月氏子30名と共に、長野県諏訪大社より、御祭神、建御名方富命の妃神、八坂刀売命の御分霊を奉戴し、夫婦神共々に仰ぎ奉り、殖産の道に、氏子繁栄に、心のよるべとしてお祀りした。