小野幌神社

札幌市厚別区厚別東4-4(平成23年10月8日)

東経141度29分14.08秒、北緯43度2分51.54秒に鎮座。

 この神社は小野津幌川の西、12号線に面して神社の入口があります。
 石段を上がると境内入口に神明鳥居、社号標が立ち、境内左に小野幌開基百年之碑と社務所が配されています。正面奥には拝殿と本殿が一体となった社殿が建立され、正面扉の上には昔の社殿の木鼻だったと思われる狛犬が、額のように掲げられています。
 この日は氏子さん達が総出で清掃作業をしておられましたが、すっきりと整えられた綺麗な神社でした。

 御祭神:誉田別尊、倉稲魂命
 祭礼日:新年祭・1月1日、どんど焼・1月15日、春季例祭・3月31日、秋季例祭・9月10日
 由緒:小野幌神社は、当地開拓の先人が明治のはじめ頃密林の中に小さなほこらを建立して郷里をしのんだのがはじまりであるが、確かな記録はない。その後開拓者が次第に増えて氏子となり、有志があつまって明治38年9月20日小野幌24番地の2に新しい神殿を建立し、誉田別尊をまつり信仰の場とした。密林であった小野幌も次第に開拓され中心地が国道12号線沿いに変わった。又金木三郎左衛門、表原実、山口梅作の三氏が神社敷地を寄附されたのを機会に氏子あいよって昭和9年11月に現在の厚別東4条4丁目9番7号に移転して神殿拝殿を新築し今日に至っている。
 この間昭和24年に下野幌地区大沢神社と合併した。したがって主神は誉田別尊と倉稲魂命の二柱をおまつりしている。
 更に昭和58年当所から単立宗教法人小野幌神社の設立の機運が高まり同年12月20日道の認証を得て翌
59年1月26日に宗教法人小野幌神社の登記を完了して今日に至っている。
 現在の拝殿並びに社務所は、昭和63年9月10日新築と相成っております。



社頭
神社入り口 社号標
境内入口に立つ神明鳥居
境内の様子
社殿
社殿に掛かる額
木鼻・狛犬
昔の社殿の木鼻だったのでしょうか?正面扉の上に額のように掲げられています。
小野幌開基百年之碑 社務所