生振(おやふる)神社

石狩市生振203番地の4(平成23年10月9日)

東経141度22分5.54秒、北緯43度11分32.94秒に鎮座。

 この神社は石狩川と茨戸川に囲まれた地域に鎮座しています。
 神社入口には愛知国体開拓百年碑や石碑が並び、社号標脇の鳥居を潜ると、真っ直ぐに伸びた参道脇すぐと拝殿前に狛犬、中間地点に灯籠が建立されています。拝殿は大きな千鳥破風が前面に突き出た北海道独特の入母屋造りで、本殿と一体になった造りをしています。又、境内脇には土俵が設えられています。

 御祭神:天照皇大神、誉田別命、大物主命
 祭礼日:9月2日
 由緒:明治6年宮城県より入植の人々により小祠を建立し天照皇大神、誉田別命、大物主命の3神を祀ったのを始めとする。明治36年生振神社として創立の許可を受ける。明治41年現在地に遷座、昭和21年宗教法人となる。
(「北海道神社庁 公式ホームページ・生振神社」より)

神社遠景
社頭
入口にある愛知国体開拓百年碑と石碑
靖国鳥居 社号標
参道の様子
参道脇にいる建立年代不明の狛犬
阿吽の位置が反対で、眉毛か鬣の前髪が大きく前に張り出している為、瞳のある穏やかな目が、余計に奥目に見えます。四角い顔を鬣や顎髭が取り囲み、独特の雰囲気を醸し出しています。長い鬣や太い尾、体中に浮き上がる獅子紋などが特徴的です。
狛犬の拡大写真はこちらで
境内の様子
拝殿前、昭和10年生まれの狛犬
顔は正面、身体は横向き…とまるで、ピカソの絵を見ているようです。その他、独特な顔つきや大きく垂れた耳、火炎のような尾等とても面白い狛犬です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和10年(1935)9月吉日建立)
大きな千鳥破風が前面に突き出た入母屋造りの拝殿
拝殿に掛かる額
本殿
境内に設えられた土俵
拝殿前から入口を振り返る