南線(みなみせん)神社

石狩市花川南3条1丁目24番地(平成23年10月9日)

東経141度17分45.24秒、北緯43度9分2.92秒に鎮座。

 この神社は南線小学校のすぐ南に鎮座しています。
 ブロック塀の入口に社号標と鳥居が建立され、参道右には土俵と手水舎が配され、左は広場になっています。玉取、子取の狛犬が護る社殿は、左に社務所が繋げられて建立されています。私達が伺ったときにも草むしりをされている方が居られましたが、とても綺麗に整備清掃された、気持ちの良い神社でした。

 御祭神:大物主大神
 祭礼日:9月15日
 由緒:当南線地域は、明治14年横井元八以下14戸の香川県人が入植したのが始まりと伝えられる。本神社は、明治30年に片山謙蔵が郷里讃岐の金刀比羅宮に参詣し御神札を戴き帰道、樽川村南6線(現花川南5条5丁目)に小祠を建立し奉斎申し上げたのが始まりである。明治38年に現花川南4条1丁目に遷座し、大正6年現花川南2条2丁目に遷座する。昭和3年同地2反歩は町村農場より境内地として寄贈を受け、改築・新築を重ねつつ半世紀に渡り鎮座せるも、新札幌団地造成のため移転を余儀なくされ、昭和45年現在地に遷座す。同49年社務所新築、同57年本殿・幣殿増改築、平成元年牛馬大神碑台座修復、同5年拝殿・社務所増改築を氏子崇敬者の奉賛により竣工今日に至る。この間昭和52年12月宗教法人登記をし、平成8年12月24日承認を得て神社本庁所属神社となる。
(「北海道神社庁 公式ホームページ・南線神社」より)

社頭 社号標
入口に立つ靖国鳥居 鳥居に掛かる額
参道・境内の様子
土俵 手水舎
拝殿前、建立年代不明の狛犬
阿は玉取、吽は子取の一対です。岡崎と北海道型が合体したような造りです。
狛犬の拡大写真はこちらで
大きな千鳥破風が前面に突き出た入母屋造りの拝殿
拝殿内の様子
弊殿と本殿
牛馬大神 社日
南線神社創建百年碑
拝殿前から入口を振り返る