当別神社

石狩郡当別町元町51-12(平成23年10月9日)

東経141度31分27.51秒、北緯43度12分56.85秒に鎮座。

 この神社は石狩当別駅の南東約750mに鎮座しています。神社南は阿蘇公園となっており、広大な社地が綺麗に整備された気持ちの良い神社です。
 参道入口を入ると、北海道には珍しく聖徳神社という境内社が祀られ、参道南側は綺麗に手入れされた阿蘇公園。ご神木が聳える中を進むと、沢山の石碑が建立されています。神社入口には一の鳥居が立ち参道脇には玉乗り狛犬がいます。二の鳥居の先が境内で、左には社務所が配され、奥中央に北海道独特の拝殿、大きな弊殿、神明造りの本殿が建立されています。
 この社は伊達のお殿様を祀る神社ですが、自ら率先して開拓に力を注がれた殿を慕う、氏子さん達の崇敬心が深く感じられる、素晴らしい神社でした。

 御祭神:伊達邦直之命
 祭礼日:8月15日
 境内社:聖徳神社
 由緒:明治5年伊達邦直公は家臣と共に厚田村シップから当別に移り開拓記念樹の傍らに小社を奉遷し阿蘇神社と称し8月15日を例祭日と定める。同24年1月12日邦直公は58歳で卒去され、翌年旧臣等の篤い敬慕の思いにより内務省へ神社創立の願いが出され同29年認可となり同年8月15日奉斎する。大正5年7月20日村社、同9年開基50年に当り社殿を造営。昭和42年社名を当別神社と改称し、同44年町開基100年の前年に45坪の社殿を再度造営する。
 平成8年、邦直公奉斎100年を記念し大祭を斎行。同18年、110年を記念し、社務所を改築し現在に至っている。
(「北海道神社庁 公式ホームページ・当別神社」より)

社頭
境内社:聖徳神社(御祭神・聖徳太子)
初代首長・近藤辰雄氏之像 埋れ火之塔
ご神木
ご神木・ハルニレ
忠魂碑 「生以天心誠」碑
日露戦役凱旋紀念碑 御創祀壱百年記念碑
参道脇、阿蘇公園内のあやめ園
神社入口
一の靖国鳥居 社号標
参道の様子
参道にいる昭和11年生まれの玉乗り狛犬
広島型よりも穏やかで陽気な顔つきの在来種の様です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和11年(1936)8月建立)
参道途中に立つ二の靖国鳥居
境内の様子
大きな千鳥破風が前面に突き出た入母屋造りの拝殿
拝殿に掛かる額
弊殿
神明造りの本殿
鎮守の杜
土俵 絵馬
拝殿前から入口を振り返る