獅子内神社

石狩郡当別町獅子内6429番地(平成23年10月9日)

東経141度27分11.29秒、北緯43度12分20.1秒に鎮座。

 この神社は81号線沿いに鎮座しています。
 入口には社号標と神明鳥居が立ち、参道は北に150m程延びています。その途中に二の鳥居が立ち、右手に獅子内開拓記念碑、左に社務所が配されています。境内奥には由緒書きと、昭和2年生まれの狛犬が護る拝殿・弊殿・本殿が建立され、馬頭観世音らしきレリーフや社日も見られます。

 御祭神:天照大御神、桓武天皇、孝明天皇
 祭礼日:4月14日・春祭、9月9日・秋祭
 由緒:当地域は、明治26年の入植に始まり、東に平安農場ありて郷里、京都の平安神宮の御分霊を祀り、西は京坂農場にして天照皇大神宮の御分霊を奉斎せり、同一地域に二社が鎮座し故に祭事も各社別個に行われた。地域の一体化を望む有志相計り、二社合祀の話し合いが実を結び大正九年九月仮社殿を十八線の山の麓に後造営し合祀す。その後大正十五年四月十四日現在地に、竣成し春の大祭を斎行せり。
 更に平成四年 獅子内開期百年記念事業の一環として…中略…御造営に着手 同年九月八日、遷座祭を氏子総出で奉仕し九月十三日開拓百年奉告祭を斎行せり。

社頭
入口に立つ一の神明鳥居 社号標
参道の様子
参道途中に立つ二の神明鳥居
参道の様子
境内の様子
拝殿前、昭和2年生まれの狛犬
北海道では見かけない肉厚の身体の、実に堂々とした狛犬です。この地域は京都や京坂地域からの入植だそうですが、この狛犬は浪速というよりも江戸狛に近い雰囲気が感じられます。そして石工さんの並々ならぬ技量も感じられます。
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和2年(1927)9月建立)
拝殿
拝殿内の様子
弊殿と本殿
社日 馬頭観世音?
開田記念碑 獅子内開拓記念碑
鎮守の杜の様子