辨華別(べんけべつ)神社

石狩郡当別町弁華別435番地2(平成23年10月9日)

東経141度31分44.76秒、北緯43度15分26.98秒に鎮座。

 この神社は北海道医療大学駅の北西約4kmに鎮座しています。広葉樹林の清々しい森の中に神社は鎮座され、入口に立つ靖国鳥居を潜ると参道は約70m、東南東に向かって伸び、その先に、昭和4年生まれの狛犬が護る北海道独特の拝殿、弊殿と本殿が建立されています。参道脇や境内には「辨華別開拓百年之碑」や「社日」「柴藤善三郎之碑」等が点在しています。

 御祭神:神武天皇、媛蹈鞴五十鈴媛命
 祭礼日:9月4日
 由緒:福岡県人の柴藤善三郎が弁華別に移住者1団を率いて入植、明治26年その功績を讃え記念碑を建立後に有志相寄り明治38年神武天皇と同皇后を祀り橿原神社の遥拝所を建立。更に43年社殿を造営した。昭和7年弁華別開拓五十年記念事業として全面改築する。
(「北海道神社庁 公式ホームページ・弁華別神社」より)

社頭
入口に立つ靖国鳥居
参道の様子
境内の様子
拝殿前、昭和4年生まれの狛犬
阿吽の位置が反対で、阿は口中に玉を含んでいます。三頭身の、若々しいというか幼い感じの狛犬で、目力があり、耳を横に跳ね上げたり鬣や尾が派手目で立体的です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和4年(1929)9月建立)
大きな千鳥破風が前面に突き出た入母屋造りの拝殿
拝殿に掛かる額
拝殿内の様子
弊殿と本殿
社日 辨華別開拓百年之碑
柴藤善三郎之碑 開拓記念碑
馬頭観世音