函館市東雲町13-2 (令和6年10月6日)
東経140度43分59.57秒、北緯41度46分00.98秒に鎮座。
【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
JR函館駅より南東に約800m程の位置にあり、函館市役所の北向いの道路角に鎮座しています。御神木の陰にザックリとした毛並みの狛犬さんが鎮座する神社です。
御祭神 天御中主神・安徳天皇・高倉平中宮・二位尼時子
由緒
寛政2年(1790)箱館の開発者、高田屋嘉兵衛が兵庫において航海を業とする際、久留米の水天宮より航海の守護神として分祀を願い出、文化9年(1812)箱館に奉斎した。同11年嘉兵衛が幕府の命により、蝦夷地定雇の船頭となってから現大町に居を構え、現東川町の海岸寄りに社殿を建てる。海上守護神として嘉兵衛の崇敬は勿論のこと付近住民の信仰も篤かった。天保年間高田屋の衰微と共に管掌する者がなく過していたが、明治21年神威をかしこみ、東川町の有志及び東雲町町民が相計らい、現在地に氏神として奉遷した。昭和9年3月の大火に類焼したが同年6月に再建、東京の水天宮の分霊を奉斎した。昭和22年4月30日函館水天宮として神社本庁の承認を得て創立登記を完了。昭和26年12月28日従来境内地として借地中のところ買収の上登記を完了した。
神社入口
神額と社号標
境内
石灯篭と手水舎
ベルギーで1830〜60年頃に大量生産されたカロナーデ砲。
大砲由来
歌碑と石灯篭
拝殿。狛犬さんが良く見えなくて残念。
拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。
台座を見ても年代不明だった。水天宮は昭和九年六月に再建してるので、その頃の狛犬さんかな?氏子さんも大火の後なので昭和九年(1934)三月以降と言っていた。
向拝
神額
拝殿内部
本殿覆屋
御神木