船魂(ふなだま)神社

函館市元町7-2 (令和6年10月7日)

東経140度42分48.88秒、北緯41度45分39.02秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
函館市電末広町駅から日和(ひより)坂を400m程登った函館山の麓にあります。神社左側に北海道函館西高等学校あり。石段を登ると正面に船魂神社があり、右側には出雲、彌彦神社、福禄寿、稲荷神社などが鎮座しています。

北海道最古の神社と云われてる神社です。御朱印を頂けるので、参拝者の多い神社でした。社殿の左側には護北神社が有ったのだが、見落としてしまい大失敗。

御祭神 塩土翁命・大綿津見神・須佐之男神

由緒
社記によると、崇徳天皇の時代、保延元年(1135)融通念仏宗開祖、良忍上人という高僧がこの地に着き、この処は、神霊の宿るところと里人に言い伝えた。本州と北海道に渡る津軽海峡は海流の激しいところで、海難事故が多かったので海上安全を願って神社を祀ったという。北海道では最古の神社である。古くは観音堂、江戸時代には船魂大明神として祀られた経緯がある。明治12年村社に列する。古書には、延享年間(1745)嘉永年間(1848)明治40年、昭和2年にそれぞれ社殿新築の記録がある。現在の社殿は、昭和37年に鉄筋コンクリート神明造である。函館港の安全と港湾作業に従事する人達の安全と繁栄を願って参拝者が多い。又義経伝説では、「蝦夷地検考録」によると文治の末(1190)義経が津軽より渡る時海流が激しく船魂の大神の神助にて一命を助けられ船魂神社に詣でた、とされている。
北海道神社庁公式サイト より。

社記によると、1135(保延元)年、良忍という高僧が観音堂を建てたのが始まりであり、北海道最古の神社ともいわれています。明治の大火で社殿が焼失した後、1932(昭和7)年に現在地に本殿が築かれました。現在の建物は、1962(昭和37)年に改築されたものです。2018(平成30)年には、屋根の銅板葺き替えなど、大規模な改修工事が行われました。 また、こちらの神社は「義経伝説」でも知られています。鎌倉時代始めの1190年、源義経一行が津軽から渡航したとき、遭難しそうになったところを船魂明神の加護で無事上陸したという言い伝えがあり、わき水を探していたところに童子の神が現れ、指を差した方向を見るとコンコンと水が湧き出ていたとのこと。神社の境内には、童子が現れた岩「童子岩」があります。
(はこぷらより抜粋)

参道入口。この辺りの神社の特徴で、一直線に激坂を登る参道。

鳥居

石灯篭

三菱積問屋が明治十七年に奉納した石灯篭

池と砲弾

庚申塔。庚申塔の下の岩が童子岩らしい。義経伝説と童子岩の解説はこちら。

手水舎と手水石

幟。舵の印だが海運でなくて開運導きの神様。

拝殿

拝殿前の招魂型狛犬。拡大写真はこちら。

(昭和58年(1983)6月11日建立) 日魯(マルハニチロ)漁業

向拝と神額

本殿


右側の入口

右側の境内社

狐が鎮座する福禄寿神社

函館稲荷大明神と永福稲荷大神

出雲彌彦神社

向拝と神額。新潟県や島根県出身の方が建立した神社かな?

デカい耳が割れて残念な狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

御神木

錨と砲弾らしい。

良忍上人巡錫之跡。最初にここに観音堂を建てた高僧の碑。

御神木