豊栄神社

恵庭市大町214番地(平成23年10月10日)

東経141度34分19.7秒、北緯42度52分58.81秒に鎮座。

 この神社は柏小学校東に鎮座しています。恵庭市市街地に鎮座する神社ですが、参道、鎮守の杜、ご神木など豊かな緑が残されている素敵な神社でした。
 参道入口には社号標、鳥居、案内板が立ち、広葉樹の並木の中を西に向かって参道が作られています。境内入口には二の鳥居が建立され、灯籠の建ち並ぶ参道を行くと、正面に狛犬が護る拝殿・本殿が建立されており、又、境内右隅には土俵と共に旧社殿と思しき趣のある建築物が建立されています。その他、信州とは趣の異なる「幸せを呼ぶ御柱」が置かれ、スックと延びたご神木の木肌には感動させられました。

 御祭神:大國魂大神、豊宇気姫神
 祭礼日:9月20日
 由緒:明治7年6月15日稲荷大神を奉斎し、同24年8月7坪の神殿を建立、札幌神社に請い大国魂大神を合祀したことに始まる。同34年8月24日神社創立を出願し、同年9月25日恵庭神社として公称の許可を受ける。明治34年無格社。同44年7月19日豊栄神社を合併の上現社名に変更公称の許可せられる。昭和9年8月27日社殿造営が完成。昭和11年村社。同20年郷社。同21年宗教法人設立。現社殿は昭和56年9月に造営完成し、昭和60年12月に社務所並びに職舎の改築が完成した。同62年に敬神婦人会、同63年市民青年による御輿を担ぐ会「恵祭會」が発足した。
(「北海道神社庁 公式ホームページ・豊栄神社」より)

参道入口
参道入口に立つ一の神明鳥居 社号標
参道の様子
社頭
神社入口に立つ二の神明鳥居
参道の様子
境内の様子
拝殿前、昭和3年生まれの狛犬
阿吽の位置が反対です。身体の雰囲気は古代タイプですが、顔つきは如何にも猫科の動物で、現代的。面白い狛犬です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(製作者・岡田菊三郎 昭和3年(1928)11月10日建立)
大きな千鳥破風が前面に突き出た入母屋造りの拝殿
拝殿内の様子
本殿 側面と正面
旧社殿?
全体像と拝殿、本殿
演舞場
土俵 幸せを呼ぶ御柱
ご神木
鎮守の杜の様子