江別神社

江別市萩ケ岡1番地1(平成23年10月8日)

東経141度33分28.61秒、北緯43度6分30.19秒に鎮座。

 この神社は函館本線・江別駅のすぐ西に鎮座しています。
 入口には社号標が立ち、石段を上がると一の鳥居が建立されています。100m弱の平坦な参道を歩くと、左手に~名標が立ち、石案の上に二の鳥居。鳥居を潜ると境内で、左手に社務所が配され、正面に凛々しい大正4年生まれの狛犬が護る拝殿・本殿が建立されています。
 2500坪の広大な社地にナナカマドなどの樹木が鎮守の杜を構成し、静かで綺麗に整えられた、厳かな雰囲気の神社でした。

 御祭神:天照大神、大国主大神、加藤清正公
 祭礼日:9月9日
 由緒:明治18年北海道開拓の為、熊本県より入植した屯田兵の守護神として江別市飛鳥山の地に一宇を建立。次いで明治24年出雲大社より大国主大神を奉戴、明治28年に現在の萩ヶ岡に遷座。大正4年、大正天皇御即位の大典記念事業として社殿、社務所を造営し、この機に神宮より天照大神を奉戴、主祭神として祀った。大正6年6月7日内務大臣より神社創立の認可を受け(内務省5−北社第19号)次いで同年6月30日付で村社に列し、大正15年5月12日郷社に昇格した。戦後、神道指令に基き宗教法人江別神社として新発足し昭和59年、御鎮座百年記念事業として現在の社殿を造営。
(「北海道神社庁 公式ホームページ・江別神社」より)

「江別神社公式サイト」はこちら

神社入口
社号標 一の靖国鳥居
参道の様子
境内入口
~名標 境内入口に立つ二の靖国鳥居
境内の様子
拝殿前、大正4年生まれの狛犬
北海道独特の狛犬の造りですが、阿吽の位置が反対で、阿の顔面左と耳が欠けています。精悍な中にも優しさが滲み出ている顔、体表に浮き出る獅子紋、流れるように滑らかな毛筋、バランスのとれた身体等々非常に出来の良い狛犬です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(大正4年(1915)9月建立)
大きな千鳥破風が前面に突き出た入母屋造りの拝殿
拝殿内の様子
神明造の本殿