出雲神社

赤平市茂尻元町北1-21 (平成29年8月27日)

東経142度05分10.61秒、北緯43度32分15.55秒に鎮座。

この神社は、JR根室本線・茂尻駅の北400m程の辺り、茂尻元町北の街中に鎮座しております。

御祭神 素盞嗚命・大國主命・大山祇神

由緒
明治天皇の御聖恩に依り北海道開拓の業進むといえども明治23年に於ける空知川沿岸は原始林深く昼暗くして昼夜は弁ぜず熊狐出没し蛇類爬行す。明治23年夏頃より歌志内を経てアイヌの人々が熊狩を行うという峽路を辿り空知川に沿いて上は富良野、下は赤平に農地を尋ぬる者本州各県より来る。当時歌志内村に居住せる某等対岸の南面して耕地に適するを知り筏を組んで空知川を渡り開拓の鍬を下す。今日の百戸なり。即ち茂尻も亦人影を見る。之を赤平農村の元始とする。先駆者達は勇健の神素盞嗚尊祭神を小祠を建て奉祀し、明治31年9月空知川河勢俄かに加わり作物の大半は流失す。住民辛うじて神祠の御神璽と家財を擁して難を免る。大正6年大倉喜八郎茂尻に採炭の業を始める為大正15年9月現在の地に遷座す。昭和5年8月27日昭和天皇即位の御大典を記念し、金1,500円也を以て平岸の宮大工武藤伊兵衛に依頼社殿を造営す。同時に大國主命を合祀して御社号を出雲神社と称する。
北海道神社庁公式サイト より。

参道入口と一の鳥居

参道

参道左右の狛犬。拡大写真はこちら。
(昭和18年(1943)5月建立)

二の鳥居

参道左右の狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。
(昭和8年(1933)8月建立)

拝殿内部

本殿