広島県

 広島県は本州の西端の中国地方に位置し、大小合わせて約140の島を有する瀬戸内海に面した県です。日本の47都道府県中、12番目に人口が多く、県庁所在地の広島市は、中国四国地方最大の都市であると共に、中国四国唯一の政令指定都市でもあります。県内西部には、厳島神社・原爆ドームと2か所の世界文化遺産があり、日本国外からの観光客も多くみられます。
 県名の由来としては、天正17年(1589)2月に毛利輝元公が太田川河口にいくつもあるデルタ地(五箇庄)を検分した際 、箱島(白島)の南にある最も広い島に築城を決め、4月15日に「鍬初」を行いました。その際に毛利氏の祖 大江広元の「広」と、この辺りの地勢に詳しく検分の案内役をつとめた家臣の福島元長の「島」を合わせて「広島」と命名したと云う由来が一般的です。 又、この他に築城を決定した島が以前から最も「広い島」だから「広島」としたという説や、もうこの島を以前から現地の人々が「広島」と呼んでいたという説等があります。

福山市新市町・素盞嗚神社の狛犬