蘇羅比古(そらひこ)神社

庄原市本村町1296 (令和2年4月5日)

東経133度05分26.56秒、北緯34度50分52.33秒に鎮座。

この神社は、JR芸備線・高駅の南南東3.5km程の辺り、本村町の街外れに鎮座しております。

御祭神 神倭伊波礼彦命・天津日高日子穗々出見命

由緒
当神社の始まりは、古代約二千年前大黒目山、鍬寄山(権現山)の大きな岩(磐境)を、拝む事から始まりました。現在も権現山の頂上には、鍬寄神社が祀られています。
当神社は、継体天皇即位元年(507)の創祀と伝えています。「延喜式」神名帳によると「備後の国17座の中に、三上郡一座にある古社で、旧「郷社」であり、地域の総氏神である。」と記されています。又、御祭神は神武天皇(神倭伊波礼彦命)と、祖父の(天津日高日子穗々出見命)の二神であるとも記載され広く信仰されてきました。
八幡神については、武家支配の時代に入り、しかも、山砂鉄の産出で隆盛期の時期に、八幡信仰(八幡大菩薩)が勧請され、併せ祭られております。6世紀半ば頃、仏教が神護の為に、神護寺を併設していました。(現在境内にある宝篋印塔の近辺)その後1304年に上寺、下寺の二ヵ寺に分れて、宝珠山成善寺と宝珠山月貞寺共に、場所を移して建立され、現存致しております。以上、歴史ある当神社を、古文書等から簡単に御紹介致しました。
境内由緒書き より。

参道入口

神額

参道

二の鳥居

随身門

随身様

参道

参道

参道左右の狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

境内入口の狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

境内

参道左右の陶器製狛犬。拡大写真はこちら。

(明治10年(1877)丁丑10月吉日建立)

拝殿前の陶器製狛犬。拡大写真はこちら。

(明治10年(1877)丁丑10月建立)

拝殿

本殿


末社

末社