御霊神社

三次市三和町羽出庭2849 (令和2年4月3日)

東経132度49分48.72秒、北緯34度41分03.49秒に鎮座。

この神社は、JR芸備線・甲立駅の東1.8km程の辺り、三和町羽出庭の薄い街中に鎮座しております。

御祭神 高御産巣日神・神御産巣日神

由緒
清和天皇の御宇童顔白髪の翁あり、或日数名邑戸野山にた樵す。偶々濃霧に迷ひ樹下に昏睡す。時に白衣の神人現れ戒めて曰く、汝此処にて樵する勿れ、天津神国津神の憑れる処なりと云ひ終りて姿忽ちに消ゆ。煙霧霽れて祠を建て是を祀り国家安穏五穀豊穣を祈願す。神威赫々万民欽仰す。後備後の国守下伊多岐備尺に勧請す。之伊多岐社の始なり。後動座あるや。神輿其始の地より出て磁針を岩山に置き社地を占ふ。天門賞され四神相応の地とて小丘を指す。即ち朝日山なり。此地一帯を宮蔵と云ひ、邑を羽出庭と稱す。又磁針を置きし地を磁尺(備尺)と云ふ。此処に謹而祭神相殿八柱の神祇を奉斎し年中行事を定め御手洗池を造り行幸所となす。謹み敬って朝日山伊多岐聖霊大明神と唱え奉る。神明の加護常盤に堅盤に変わらず部門の帰依、庶民の信仰衰えず今に至れるは如斯神徳の偉大なる証左なり。
境内由緒書き より。

神社入口

入口左右の狛犬。拡大写真はこちら。

(昭和8年(1933)10月吉日建立)

拝殿

本殿


神楽殿