長谷神社

三原市小坂町3769 (平成23年7月30日)

東経133度1分21.4秒、北緯34度24分17.02秒に鎮座。

この神社は、JR山陽本線・本郷駅の東2.5km程の辺り、小坂町の東南、町境に近い山頂に鎮座しております。参道入口は神社の南西山麓にあり、なだらかな山道を登ること15分程で、境内となります。神社の読みは不明ですが、すぐ隣町の長谷町が「ながたにちょう」なので「ながたにじんじゃ」であろうと思われます。

長谷神社は小坂町と長谷町の境に接した山頂にあり、戦国時代の1491年(延徳3年)建立されました。当時小坂大長寺(現在、集落の名前で残っている)が別当であったとされています。
その後、稲村城主「田坂頼賀」が1522年(大永2年)に再建して長谷八幡宮となりました。
品陀和気命(ほんだわけのみこと)・息長帯日売命(おきながたらしひめのみこと)・王依姫命(たまよりのひめのみこと)が祭神として祭られ、旧長谷村の小坂、長谷、沼田、新倉4町の氏神様として親しまれ、10月の祭礼には現在も4町輪番で世話に当たっています。
旅のあしあとー>わが町「小坂」 より

由緒書きはあるのですが、風雨にさらされてか良く読めません。延徳三年(1491)宇佐八幡宮より勧請、その頃は御鉢山と呼ばれていたようです。
原文はこちら。

参道入口

参道

参道入口近くの玉乗り狛犬。拡大写真はこちら。
(明治35年(1902)吉日建立)

参道

境内入口

参道石段上部の構え狛犬。拡大写真はこちら。
(昭和13年(1938)正月建立)

境内

最後の石段

参道最後の狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)

拝殿

社額

本殿

高良神社