八幡山神社

呉市音戸町波多見3-1 (平成23年7月29日)

東経132度33分1.35秒、北緯34度10分28.65秒に鎮座。

この神社は、広島湾に浮かぶ、倉橋島北東部、大浦崎の付け根、波多見の海岸近くに鎮座しております。

本神社は今より(1200)余年前の天平宝字年間に勧請。祭神は応神天皇を主神とし、神功皇后、玉依姫命の二柱を合祀す。中世の戦乱により、神社は一時矢野に遷されたが、永禄三年(1560)矢野の尾崎神社より渡子に遷座し俊当神社に遷す。天正四年(1576)小早川隆景が再建、芸藩通志に「祠宮の属(社人)十余家あり、祭時に神輿をかつぐを職とす。島中各村送迎してこれを饗す」とあり。以後二、三回の改修を経て現在に至る。
境内由緒書き より

参道入口

参道

立派な尻尾の愛媛型構え狛犬。拡大写真はこちら。
(大正9年(1920)11月吉日建立)

参道の石段

拝殿

拝殿前、渋い顔で睨んでおります。拡大写真はこちら。
(年代不明)

拝殿内部

拝殿内、陶器製神殿狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)

幣殿

本殿

境内片隅で余生をおくる先代様

稲荷社 金比羅社

境内より見る瀬戸内の海

特殊潜航艇の碑

先の大東亜戦争当時、大浦崎には特殊潜航艇の訓練施設があり、この海域で訓練が行われていたようです。