龍宮神社

広島市西区草津東1-15-7 (平成23年7月28日)

東経132度24分36.41秒、北緯34度22分25.45秒に鎮座。

この神社は、広電宮島線・草津駅の南東800m程の辺り、草津公園の西側に鎮座しております。盛り土をした道路から見ると、境内は結構下にあり、石段を下っての参拝となります。

御祭神 綿津見三神・三筒男命

勧請は正応元年(1288)である。当時漁獲量が減少しはじめ、特にこの年大変な不漁に見舞われ漁民一同申し合わせの上、小祠を建立し勧請した所、忽ち大漁になり信仰が益々広がったと言われている。
一説には寛文元年(1662)以後、当草津村に浜田藩船屋敷が設けられたが、その鎮守神として境内に住吉社を祀った。御幸川潟の折曲った所、通称ドンドン(現在の広電草津駅附近)にあって漁民の信仰を集めたという。この住吉社が龍宮神社の前身であるが、埋立が進み海浜より遠くなったので明治四年(1871)現在地に移し祀り、大門下東側にあった住吉社を合併祀った。(老繰言による)
神社の祭礼には舟に祭壇を設け、アサリ、ハマグリ、海苔、牡蠣等の種子を漁場に撒く「御種子蒔祭」が賑やかに行われた。現在は子供相撲が余興行事として行われている。
境内由緒書き より

境内入り口に立つ注連柱

眼下に見る鳥居と境内

拝殿前明治生まれの狛犬。拡大写真はこちら。
(明治37年(1904)9月吉日建立)

拝殿

本殿


神社前の景色