三篠(みささ)神社

広島市西区三篠町1 (平成23年7月27日)

東経132度27分12.62秒、北緯34度24分28.58秒に鎮座。

この神社は、山陽本線・横川駅の北側駅前に鎮座しております。周りはビルで囲まれていますが、緑も豊かで街中の神社にしては、とても落ち着いた雰囲気の神社です。

三篠神社略記
御祭神 伊弉諾神・伊弉册神・大年神・大国主神b・宗像神・猿田彦神・八幡神・天満天神
永禄年間、此の近在に大年神を、大年代明神と称して創祀。
天正年間、横川往還の東側、楠の木の大木の下に猿田彦神を、楠木大明神と称して創祀。承応三年、現社地に宮社を造立。大国主神を、黒皇大明神と称して創祀。前記、大年大明神、楠木大明神を合祀。明治に至り、黒皇神社と称す。
其後、楠木村、新庄村、打越村を合併し、三篠町と称せし頃の、大正三年、町の中心地たる、楠木鎮座、黒皇神社に、新庄鎮座、熊野神社。打越鎮座、八幡神社・青木神社を合併。社号を、三篠神社と改称、全町の総氏神と仰ぎ、境内の拡張と、壮大なる社殿を造営せしも、昭和二十年、原子爆弾のため、樹齢三百年に及ぶ境内木と共に烏有に帰す。
幸に御神体は災禍を免れ給ひしかば、暫時元熊野神社跡なる御旅所に遷御。同二十三年本殿一棟を造営して遷御。
同四十八年、山手町鎮座、天神社合併。境内地は都市計画のため狭隘となる。 原文はこちら。

神社入り口

鳥居

参道

拝殿前の構え狛犬。拡大写真はこちら。
(明治37年(1904)9月吉日建立)

拝殿

拝殿内部

本殿


御神木

北西側参道入り口

北西入り口を護る狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)