山王神社

広島市南区段原2-9 (平成23年7月28日)

東経132度28分39.7秒、北緯34度23分8.43秒に鎮座。

この神社は、広島駅の南1km程の辺り、比治山と呼ばれ、現在は全体が公園となっている小高い丘の北側に鎮座しております。

御祭神 猿田彦大神

山王神社は、正保三年(1646)現在地西南寄の旧社地に天狗松と称する大木があり注連を引き廻して祭神の猿田彦大神を奉斎したのが始まりである。
この祭神は道案内の神と言われ、その大木は落雷により消失し類焼を免れたので小祠を建立し、火の神として猿田彦大神の霊を励請し旧段原町一帯の住民より宗敬される。
慶応年間中半に小祠を小社に、又明治七年には社殿に改築し、更に明治四十年現在地に社殿を新築して遷座祭を執行する。
昭和二十年八月六日の原爆により社殿は、多大の破損を蒙り、昭和二十八年地元の宗敬者達の協力により屋根及弊殿(弊殿?)の修理を行い、更に昭和四十三年には、明治百年記念事業として根本的改築を行い現在に至る。
従来、比治山神社の摂社となっていたが、昭和二十八年宗教法人山王神社として独立法人を設立する。平成十四年には、山王神社が奥州藤原家の縁の神社である福島県の光照山王神社の発祥本宮である事が古文書により判明し一段と注目される事となる。
境内由緒書き より

神社入口

鳥居

境内

やや高い所から参拝者を見下ろす玉乗り狛犬。拡大写真はこちら。
(昭和10年(1935)9月建立)

拝殿

本殿


稲荷神社