広島市安佐南区西原6-13-7 (平成23年7月27日)
東経132度28分22.4秒、北緯34度26分17.43秒に鎮座。
この神社は、広島新交通1号線・西原駅の南西500m程の辺り、西原の住宅街に鎮座しております。
昔、西原に神社はなく、人々は太田川を渡って戸坂(東区)の狐爪木神社に参拝していました。しかし、洪水で渡れないこともしばしばあったため、氏子らの嘆願によって正保元年(1644年)に建立されました。ここで奉納される神楽は、天明の大飢饉(1782〜1788年)や疫病に苦しんだ村人が厄払いと五穀豊穣を祈って始めたものといわれています。伝統的な神楽の形式を今に残す「西原上十二神祇神楽」として広島市の重要無形文化財に指定されています。
広島市公式サイト より
神社入り口
参道
参道手前の浪速狛犬。拡大写真はこちら。 | |
(年代不明) |
参道
奥側の玉乗り狛犬。拡大写真はこちら。 | |
(昭和8年(1933)10月吉日建立) |
拝殿
拝殿内部
本殿
楊柳観音
冬木神社の隣に立つ尾喰寺の本尊です。弘安6年(1283年)、武田信隆が安芸国に赴任する時、甲斐国(山梨県)に残したはずの観音像が、馬の尾に喰いついているのを見つけ、武田山麓に堂を造ってこれを安置したことに始まります。その後、戦火を逃れるため家臣の家などにかくまわれ、応永16年(1409年)、武田信栄の手で西原の地へ移されました。嘉永3年(1850年)の大洪水で本堂が崩壊したため、冬木神社境内に仮安置されましたが、大正4年(1915年)、その場所に京都の六角堂(頂法寺)を摸した凝った造りの本堂が再建されました。
広島市公式サイト より
鐘楼
御神木