祝詞山八幡神社

東広島市安芸津町風早354 (平成23年7月29日)

東経132度47分50.69秒、北緯34度18分45.45秒に鎮座。

この神社は、JR呉線・風早駅の北1km程の辺り、三津湾の北西に広がる安芸津町風早の街中に鎮座しております。広い境内と豊かな杜を持つ静かな神社ですが、境内の一角にある風早保育所の所為でしょうか、参道両側の駐車場には多数の車が停まっています。

当宮は平安朝初期、清和天皇時代の貞観三年(861)一月九日、当時代この地方の豪族風早氏等により、豊後国宇佐八幡宮を勧請し併せて産土神を祀り、この郷土風早鎮守の氏神として宮をこの地に創建され、爾来千百二十余年、世々人々の崇敬を受けられ今に及ぶ。
境内由緒書き より

参道入口

社号標と参道
石段両脇の玉乗り狛犬。拡大写真はこちら。
(嘉永7年(1854)甲寅春建立)

参道

境内

拝殿

社額

拝殿前の構え狛犬。拡大写真はこちら。
(昭和13年(1938)10月吉日建立)

本殿


風早審麿神社

天満宮・厳島神社・祇園神社等

龍王神社 護国神社

松尾神社


古の昔この辺りは風早の浦と呼ばれていたようで、万葉歌碑が立っております。

風早の浦に船泊りする夜に作る歌二首
我がゆゑに 妹嘆くらし 風早の 浦の沖辺に 霧たなびけり
沖つ風 いたく吹きせば 我妹子が 嘆きの霧に 飽かましものを

万葉陶壁