聰敏(そうびん)神社

福山市北吉津町1-2-16(平成20年3月23日)

東経133度21分42.91秒、北緯34度29分30.22秒に鎮座。

 この神社は福山八幡宮内に鎮座しています。
 現在は福山八幡宮の境内社となっていますが、昭和59年の中央拝殿建設までは西御宮(野上八幡宮)と東御宮(延広八幡宮)の間に鎮座し、福山にとって大事な藩祖を祀っているのでここでは別に掲載することにしました。

 御祭神:水野勝成公
 例祭日:4月25日
 由緒:水野勝成公は徳川家康公の従兄弟で、徳川幕府成立時期の武功によって、元和6年、備前福山10万石に封ぜられました。その後も領国経営に尽力し、慶安4年・88歳で他界すると、生前の業績を偲び聡敏大明神と称せられました。
 福山藩水野家はその後廃絶しますが、結城に1万8千石をもって再封され、福山より分霊された結城聰敏神社が結城城址脇にも建立されています。
 社名の由来は、水野勝成公を「聡明・俊敏」と称えて命名されました。

社号標 神社入口と拝殿
嘉永2年(1849)生まれの狛犬
細身で首が長い小顔の狛犬です。尾は前後に分かれ、前の方は鬣と付いています。
狛犬の拡大写真はこちらで
(嘉永2年(1849)5月吉日建立)
本殿