岡山神社

福山市神辺町道上(平成20年3月22日)

東経133度21分48.55秒、北緯34度33分14.23秒に鎮座。

 この神社は181号線と215号線が交差する道上小学校入り口信号の80m程南に入口があります。
 神社は亀山公園となっている標高37mの小丘上に鎮座しているのですが、ここは弥生時代の遺跡・亀山弥生式遺跡で、広島県内で最も古くから稲作が行われた環濠集落跡なのだそうです。公園と一体となった感のある境内は樹木が多く、社殿も周囲の環境も良く整備され、とても気持ちの良い落ち着いた気分になれる、心地よい神社でした。

 御祭神:大吉備津彦命
 例祭日:10月10日
 由緒:大同元年(806)備中国一宮・吉備津宮の御分霊を備後国宮内へ勧請した際、この地へ一夜の宿を取り、その跡に宮を建て一宮大明神と崇めました。
 宝暦9年(1757)神社書付差上の節「岡山大明神護国寺別当」と書上、以後「岡山社」と改称しました。
 明治4年村社に列し、同6年現社名に改称しました。大正2年、村内の小社を合祀し、同3年十九軒屋田中神社を合祀しました。
 詳しくは下記由緒書きにてどうぞ。

神社遠景
神社入口 参道の様子
注連柱を過ぎると参道は石段となります。
参道途中にいる文久2年(1862)生まれの狛犬
背中に苔を付け、大きな〆の子を垂らした若々しい狛犬です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(文久2年(1862)秋建立)
神社の周囲は亀山公園となっています。 境内への最後の石段です。
境内入口と大きな拝殿
境内入口にいる年代不明の玉乗り狛犬
耳を立て波打つ口蓋に鋸歯が良く見え、太めの身体に細い前足、太い尾の下半分は渦巻いています。台座にも牡丹の花が彫られ、とても丁寧な造りです。この狛ちゃんもお尻が可愛いですね。
狛犬の拡大写真はこちらで
本殿
境内の合祀社碑
境内社 境内社
亀山公園最奥に祀られた境内社