福山市瀬戸町長和3098(平成20年3月23日)
東経133度20分44.02秒、北緯34度27分16.94秒に鎮座。
この神社は志田原地区の72号線からは小川や畑を通した向うに鳥居が見えます。
入口の石段を数段上り鳥居をくぐると境内ですが、境内左には志田原集会所が建っています。正面に見える拝殿の後方、少し登った所に本殿が建立されています。
御祭神:天彦火々出見命
由緒:平安時代・西暦901年延喜式内社として、沼隈郡長和村に創建されました。元は彦山の中腹に鎮座されていましたが、福島正則公の時に社領召し上げられ、明治20年広島県知事の認可を得て現在地長和落に移転しました。
古くから水野公、阿部公の崇敬が篤く、例祭には藩主の参拝があり、御初穂金三百匹、太刀一腰、御具足五領、御長柄拾筋・陣太鼓・等約百貮拾五点の献上品の寄進がありました。
延喜式内社とは、延喜年間より国が官社として当時全国の主だった神社を国の神名帳に登載され国家から特別な待遇を受けていたもので、旧沼隈郡には、国幣小社沼名前神社(鞆)、今津の高諸神社、(お剣さん)と長和の彦佐須岐神社の三社で、古くから伝わる歴史と伝統のある神社です。
「式内社」石碑 | 神社入口 |
拝殿前、明治35年(1902)生まれの玉乗り狛犬 首が長く、若々しい穏やかな狛犬です。尾の先は鬣と付けられています。 狛犬の拡大写真はこちらで |
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(明治35年(1902)旧9月吉日建立) |
拝殿 |
本殿 |