八幡神社

福山市駅家町法成寺3239(平成20年3月22日)

東経133度19分43.19秒、北緯34度33分22.47秒に鎮座。

 この神社は392号線に大きな灯籠が建っている北側に鎮座しています。参道には姿の良いご神木の巨樹が聳え、入口の注連柱には真っ直ぐな注連縄が架けられています。ここから境内へは石段で上がるのですが、境内入口には随神門、その随神門を潜るとすぐに拝殿・お祓殿が並び建てられ、奥に本殿が建立されています。本殿裏側には「背神」と書かれた木札が架かっていますが、この社では特に神殿の背面より祈願するときは、特別の庇護を賜ると伝承されています。
 高台に鎮座しているため見晴らしが良く、又、とても綺麗に整備され、清々しい気持ちになれる神社でした。

 御祭神:応神天皇、神功皇后、玉依姫命
 例祭日:歳旦祭・1月2日、記念祭 頌徳神社祭 勧学祭・3月21日、山王神社祭・9月14日、例祭・10月第三日曜日、新嘗祭・11月23日
 由緒:村上天皇 天歴2年(948)の創建です。
 明治4年村社に列せられ、明治40年神饌幣帛料供進指定神社となりました。
 大正3年村内の十二神社、貴船神社など十六社を合祀しました。
 古くから東西法成寺二村の産土神として祭祀が行われ、特に神殿の背面より祈願するときは、特別の庇護を賜ると伝承されています。
 祭事については下記「由緒書き」にてどうぞ

「由緒書き」はこちらで

392号線にある大きな灯籠 神社遠景
姿の良いご神木 神社入口
参道途中の明神鳥居 境内入口の随神門
拝殿前、大正10年生まれの尻上がり狛犬
出雲型ですが、顔つきも尾の形状も石の材質も異なるので、本場の出雲構え獅子ではなく、出雲構え獅子広島バージョンと呼んだらいいのでしょうか? 丁寧な造りをした良い狛犬です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(大正10年(1921)10月吉辰日建立)
拝殿左脇のお祓殿 拝殿
本殿
特別の庇護を賜ると伝承されている
本殿裏側の「背神」
境内社:山王神社 境内社:十二神社
大國主神 境内から入口を振り返る