風呂神社

福山市田尻町高島(平成20年3月23日)

東経133度23分37.03秒、北緯34度25分8.52秒に鎮座。

 この神社は燧灘に突き出た小丘上に鎮座しています。入口が分からずさんざん苦労しましたが、下記「神社遠景」写真の川向こうの道路を行けば簡単に入口にたどり着くことが出来ます。入口からの石段は木の根の間を縫うような参道で明るい場所に出たと思ったらそこは神恵院という小さなお寺の寺地でした。そこで神恵院脇を通り尚も進むと馬の背のように切り立っている参道となり、その先がやっと境内入口です。境内は小さく社殿がポツンと建っているだけでしたが、良く晴れた日には社殿裏から燧灘や鞆の浦方面が、きっと良く見渡せるでしょう。
 この社の創祀は寛永20年(1643)水野勝成が疝を病んだとき、東西の崖下に唐風呂を設けて治療し、その時頂上に風呂明神を祀ったことに始まります。それ以来この地も風呂が鼻と呼ばれるようになったと言うことです。

神社遠景
神社入口 木の根の間を縫うような参道です。
石段が終わりそうです。 「玉の浦碑」
此処が「風呂神社」かと思いきや、堂内には仏像が…?
実は「神恵院」でした。思い直して先に進むと…。
参道らしき小道が続きます。
左側は馬の背のように切り立っているので、高所恐怖症の方はご注意を…。
やっと明るい所に出そうです。 境内全景
拝殿 本殿
拝殿内には恵比須様も祀られています。 風呂が鼻から見る
燧灘と鞆の浦方面の町並み