本荘(ほんじょう)神社

福山市松永町5-41-17 (令和2年4月6日)

東経133度16分02.06秒、北緯34度26分40.29秒に鎮座。

この神社は、JR山陽本線・松永駅の南東600m程の辺り、松永町の街中に鎮座しております。

御祭神 本荘重正公

由緒
塩の街、……江戸時代万治3年(1660)、松永湾の地形に着目した本荘重正は、当時の最新製塩技術であった「入浜式塩田」を松永の地に導入した。そして7年後、7島48浜に及ぶ塩田を完成させた。本荘重正はこの地を「松寿永年」にちなみ「松永」と命名し、その塩田を頼って多くの人が集まり、活気あふれる町を創った。彼が造った塩田は昭和35年(1960)に全廃されるまで300年間続いた。
本荘神社は松永の開祖本荘重正を祭神として、宝暦9年(1759)に松永村の庄屋村上久兵衛、岡本喜代八が村民らと承天寺境内に社殿を建立し創祀した。その後、天保2年(1831)に現在地、本荘重正の邸宅跡地に遷座した。慶長12年(1607)生まれの本荘重正は延宝4年(1676)2月15日に70歳の生涯を終えた。墓は菩提寺の承天寺にある。
街は七島 入江の枝に 四八塩田の あれや塩畑
境内由緒書き より。

参道入口

入口左右の狛犬。拡大写真はこちら。

(安政4年(1857)丁巳6月建立)

参道

拝殿

拝殿内部

本殿