富岡市妙義町妙義(平成17年4月24日)
この神社は、赤城山・榛名山と共に上毛三山の一つとされ、奇岩と怪石で名高い妙義山の主峰白雲山の東山麓にあり、創建は宣化天皇2年(537年)に鎮祭せりと社伝にあります。古くは波己曽の大社と称し、江戸時代には妙義大権現と呼ばれていましたが、明治の神仏分離により妙義神社と改められました。御祭神は日本武尊、豊受大神、菅原道真公で開運、商売繁盛の神、火防の神、学業児童の神、縁結の神、農耕桑蚕の神として広く尊崇を集め、関東、甲信越地方から多くの参拝者が訪れます。現在の建物は宝暦2年(1752年)に改築されたもので、本殿、幣殿、総門、唐門は国の重要文化財に指定されています。
妙義山を借景に老杉の生い茂る広い境内には、青銅の大鳥居と灯篭から始まり、波己曽社、唐門、総門、日光東照宮・大猷院廟を彷彿とさせる本殿、拝殿等が、200段の階段を主体とする参道に点在し、杉の濃緑色、新緑の淡い緑と桜のピンク色の見事なハーモニーの中で一段と映えていました。
神社の入口から見た白雲山
青銅製の一の大鳥居
駐車場から神社への参道
参道始まりの階段と社碑
新緑のトンネル内を
気持ちよく歩く参道
石垣と桜の大木
重要文化財の総門
総門から波己曽社への階段
波己曽社前の青銅製の灯籠
上記の灯籠で追いかけっこをしている狛犬
波己曽社前の青銅製鳥居の下にいた上半身だけの狛犬
重要文化財、旧本殿で今は祈祷殿となっている波己曽社
波己曽社内の黄金色に輝く神殿狛犬
波己曽社から唐門への階段
総門内の風神、雷神
唐門への最後の階段と灯籠
上記の灯籠で遊んでいる狛犬
重要文化財の唐門と脇障子の翼龍の彫刻
唐門から見た拝殿正面
日光東照宮・大猷院廟を彷彿とさせる本殿と拝殿
綺麗な彩色の施された社殿軒下の狛犬百態
唐門扉の鳳凰の彫刻
拝殿の木鼻。象と狛犬。