奥平神社

高崎市吉井町下奥平 (平成17年4月10日)

この奥平神社が鎮座する下奥平の地は、年配の歴史好きならば大抵の人が知っている、設楽原の戦いで鳥居強右衛門等の決死の働きにより城を死守できた、長篠城の城主・奥平貞昌の故郷です。その後貞昌は幾多の変遷を経て、岐阜加納10万石の大名となりましたが、加納奥平は3代で絶えます。宗家奥平が絶えた後もここ吉井町では奥平の地名は絶えることなく残りました。何か人の世の無情を感じますが、長い歴史の中ではこんな事象は数限りなく繰り返されてきたのでしょう。

神社入口

境内の様子

拝殿

本殿