群馬県

「群馬県」と定められたのは、明治4年10月28日(県民の日)で、当初は「高崎県」と予定されていたが、前日の27日になって「群馬県」になったようです(いきさつ不明)。上州を代表する前橋と高崎が、ともに上州一の大群の「群馬郡」に属していたからと考えられる。
かって上野(こうずけ)と呼ばれていたこの地は、馬が群れていたのでしょう。貴重な馬が群れている豊かな土地であり、またそうありたいという意識が人々にあったのでしょう。その後この地域は明治4年の「廃藩置県の詔」を受け群馬県となった。ここも前橋と高崎で県庁の取り合いを明治14年までした揚げ句、前橋が実(県庁)を取り、高崎が名(所属郡名を県名にする)を取ることで決着したという事情があったようです。

 祖父は吾妻郡中之条町の生まれで、私も四分の一は群馬県人なのだが、上州は何故かイメージが悪い。「かかあ天下」に「からっ風」。群馬県推奨米は何と「ごろぴかり」いくら雷が名物と言っても、もう少しましな名前はなかったの?。

しかし、群馬県は社殿の立派な神社が多い。人知れず、ひっそりと佇んでいる神社を紹介してゆきたい。