雷電宮

渋川市横堀(平成22年5月30日)

東経138度59分4.1秒、北緯36度32分49.39秒に鎮座。

 この神社は白水GC西の36号線沿いに鎮座しています。境内は道路からはやや上に造られ、石段を上がると入口には鳥居が建立され、境内奥に建立されている社殿までは下草を掻き分けての参拝となりました。境内脇には諏訪大明神他三基の石碑があります。

 御祭神:火雷神
 祭礼日:3月15日
 由緒:旧三国街道沿い、今の県道渋皮新治線の横堀上宿の外れ芋干平に鎮座。祭神は火雷神、氏子は上宿の20戸。落雷や山火事を避ける祈りを捧げる神で雷電様として崇められていて、社殿は一間社切妻造りの小規模である。
 雷神は鬼のような姿で、虎の皮の褌をまとい、太鼓を輪形に連ねて背負い、手にばちを持っている。
 上州の雷雲は榛名の黒髪山、赤城の黒檜山、甘楽の稲含山から発生し、猛暑の午後に多い。平地に流れて稲光を発し、驟雨を伴って甚大な被害を与える。横堀の雷電宮は、赤城と榛名の雷雲の遭遇する子持山の南西斜面に位置し、神にすべてを祈った昔が偲ばれる。避雷針の無かった時は蚊帳の中に入り、難を避けたこともあった。
 例祭日は3月15日。…後略…。

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社頭
入口の石段参道
境内入口に立つ鳥居
境内の様子
社殿
諏訪大明神他 末社?