吾妻神社

渋川市金井(平成22年5月22日)

東経138度59分20.19秒、北緯36度30分41.21秒に鎮座。

 この神社は金井中学校の南南東約700m、吾妻山山頂に鎮座しています。
 山頂といっても低山ですから軽い気持ちで参拝しようと目指したのですが、南東麓に立っている鳥居の後ろは行き止まりで、直進するには藪こぎが必須です。神社に行くにはこんな筈はないとぐるっと回り込み、南麓の探索道を行くと、途中に「吾妻山山頂300m」の標識があったので、そこから歩くことにしました。
 登り始めて200mは草は生えているものの、軽快な遊歩道でしたが、「吾妻山山頂100m」の標識が立っている所から右に折れて林の中を入っていくと、倒木の連続で、登山道よりも厳しい状態の小径が続きます。私達は若かりし頃登山の経験があったので何とか頂上に辿り着けましたが、一般の方には余りお薦めできる状態の参道ではありません。
 最後の坂を登り切ると境内に「吾妻山山頂」の標識が立ち、石の社殿が建立されていました。その傍に「再建の由来」があったのですが、昔の社殿は様式荘厳でしたが、昭和41年9月の台風で破壊され、その後この社殿が建立されたと書かれていました。
 もしかしたらこの道よりも良い状態の参道が他にあるのかも知れませんが、境内を見渡しても私達には見つけることが出来ませんでした。「吾妻山山頂100m」の標識が立っている所からは反対方向に遊歩道のような道があったように記憶しています。

 御祭神:日本武尊
 境内社:一社
 由緒: 当山は眺望絶景。祭神は日本武尊という。設立年は不明。社は様式荘厳であったが、昭和41年9月、台風の為破壊した由緒を惜しみ、有志相図って再建したものである。

吾妻山
旧参道入口
旧参道に立つ台輪鳥居 現在、鳥居の後ろは行き止まりになっています。
鳥居のある場所からは吾妻山に登ることは出来ません。そこで吾妻山南麓の探索道を行くと、途中に「吾妻山山頂300m」の標識があったので、そこから歩くことにしました。
登り始めて200mは草は生えているものの、軽快な遊歩道でしたが、「吾妻山山頂100m」の標識が立っている所からは、倒木の連続で、登山道よりも厳しい状態の小径が続きます。私達は若かりし頃登山の経験があったので何とか頂上に辿り着けましたが、一般の方には余りお薦めできる状態の参道ではありませんでした。
境内入口
境内に立つ「吾妻山山頂」の標識
境内の様子
石の社殿
末社
吾妻山南麓の畑に咲いていたポピー
南房では1〜3月頃に見かけるお花ですが、こちらでは5月末にも咲いているのですね、ビックリしました。