長良神社

邑楽郡明和町下江黒(平成18年7月15日)

【狛見倶楽部 佐野支部 クマちゃん通信員より】
 神社は、麦倉川俣停車場線沿いの下江黒地区にあります。今日は、お祭りのようで、幟旗が見えます。明治33年の狛犬が迎えてくれました。

 この神社の創建由緒はわかりません。幟旗に「正一位長良大明神」とありますから「農・工・商・治水の守護神として、文明年間(1469〜87)より分社するものが多かった」といわれる近郊十八社の長良神社の内の一社で、瀬戸井の本宮・長良神社を勧請したものと思われます。本殿の彫刻は見応えがありそうです。
  毎年7月の第3土・日曜日に例祭が執り行われ、「下江黒の獅子舞」が奉納されているようです。

神社入口 参道の一の両部鳥居
境内入口の二の両部鳥居 境内の様子
明治33年生まれ、獅子山の構え獅子の親子。
普通獅子山の親は厳しい物が多いのですが、阿と語り合うような
子狛との関係が微笑ましくて良いですね。吽の山はどうしたのでしょう?
崩れて中が空洞になっています。獅子山の中って空洞でしたっけ?
太めで思い切ったお尻の揚げっぷりが良いですね。
(明治33年建立)
祭礼用に整えられた拝殿 拝殿内の様子
前面には精緻な彫刻、
側面には色の綺麗な絵が描かれた本殿
本殿の木鼻、狛犬と象
境内社